・=公共工事設計労務単価24852円=国土交通省は2月14日、今年3月から適用される新しい公共工事設計労務単価を公表した。新たな労務単価は、全国全職種平均で前年度比6.0%増の2万4852円で、13年連続で上昇、過去最高額を更新した。前年からの伸び率は3年連続で5%を超え、大幅引き上げ前の平成24年度と比較すると、85.8%上昇したことになる。
・=現金給与総額34万7994円=厚生労働省が2月25日に発表した毎月勤労統計調査によると、令和6年における労働者1人あたりの月間現金給与総額は34万7994円で、前年から2.8%増加。月刊現金給与総額は4年連続で増加した。ただ、物価高が進む中、現金給与総額指数を総務省が公表している消費者物価指数で除した実質賃金は前年から0.3%減少。実質賃金は3年連続のマイナスとなった。
・=清掃業務、委託単価上昇=ホテルは宿泊客対応、宴会・料飲、客室清掃、リネンサプライ、施設管理といったさまざまなノンデスクワーカーによって支えられている。各種産業で人手不足がクローズアップされる中、ホテルにおいても人手不足は大きな課題であることから、ザイマックス不動産総合研究所が、早稲田大学建築学科石田航星研究室と共同で、全国のホテルを対象としたアンケートを実施した。
・=「おおさか環境賞」奨励賞=㈱リンレイの業務用フロアコーティング製品「カーペットパイルコーティングAg+」と「R-NSコート」が、大阪府が主催する「令和6年度おおさか環境賞 奨励賞」を受賞した。同賞は、個人・団体が府内で行う府民活動と、事業者が府内で行う事業者活動の二つのカテゴリーがあり、後者は「社会や消費行動の変革を促して、環境課題の解決に寄与する新たなビジネスなど」が対象とされている。
★㈱日本経済新聞社と(公社)全国ビルメンテナンス協会、(公社)日本ファシリティマネジメント協会は3月4日~7日の4日間、東京・江東区の東京ビッグサイトで、ビルメンテナンスに関連する製品やサービスを紹介する建物・施設・店舗のメンテナンス総合技術展「ビルメンCONNECT」を開催した。