・=エコマーク「清掃用資材」認定開始=(公財)日本環境協会が運営するエコマークは、新たに「清掃用資材」認定基準を2025年1月1日付で制定し、認定を開始した。ビルメンテナンス業(清掃管理業務)では、近年「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)」の役務「清掃」の指定や、廃棄物の適正処理(法令順守)を徹底するための業界ガイドラインの策定など、環境面に対してさまざまな取り組みが始まっている。このたび業界全体の環境対応を、使用する薬剤や用具の側面から促進するため、エコマーク新認定基準「清掃用資材」が策定された。
・=ほぼ全ての企業、65歳まで雇用=厚生労働省が公表した令和6年の「高年齢者雇用状況等報告」によると、法令により義務づけられている65歳までの高年齢者雇用確保措置については、ほぼ全ての企業が実施しており、努力義務とされる70歳までの高年齢者就業確保措置についても、導入企業は前年からさらに増加。全体の3割以上の企業が70歳までの高年齢者就業確保措置を実施していることなどがわかった。
・=人手不足一層深刻、入職超過率縮小=厚生労働省が公表した雇用動向調査によると、令和6年上半期(1月~6月)の入職者数と離職者数は、前年同期と比べともに減少した。入職率は9.0%で前年同期と比べて0.7ポイント低下。離職率は8.4%で前年同期と比べて0.3ポイント低下した。入職率の低下は4年ぶり。離職者の低下は3年ぶり。入職率の低下が離職率の低下を上回ったことから、入職超過率はコロナ禍の渦中だった令和2年以来、4年ぶりに縮小に転じた。
・=民間企業の障害者雇用67万人超=厚生労働省は、民間企業や公的機関などにおける令和6年の「障害者雇用状況」の集計結果を公表した。それによると、民間企業に雇用されている障害者数は前年から5.5%増加し、67万人超。実雇用率は前年から0.08ポイント上昇し、2.41%だった。雇用障害者数は21年連続で過去最高を更新。実雇用率は13年連続で過去最高を更新した。雇用障害者数は国や自治体などにおいても前年を上回った。
★=取引識別をAIでサポート=支出管理にまつわるクラウドサービスを提供する㈱TOKIUM(トキウム)は、契約クラウド「TOKIUM契約管理」において、「リースに関する会計基準」に該当する可能性がある取引の識別を、AIでサポートする機能を今年3月に提供開始する。