・=小規模事業所の月額給与20満3956円=厚生労働省は1月19日、令和5年の「毎月勤労統計調査特別調査」の結果を公表した。同調査は、毎月勤労統計調査とは別に、常用労働者1~4人の小規模事業所を対象に賃金や労働時間などの7月の状況を調査している。それによると、小規模事業所の「決まって支給する現金給与額」(基本給、残業代、諸手当など。賞与などを除く月額)は20万3956円で、前年から0.4%上昇し、過去最高を更新した。
・=外国人労働者数200万人超、過去最高更新=厚生労働省は1月26日、令和5年の「外国人雇用状況」の届出状況を公表した。それによると、令和5年の外国人労働者数は204万8675人で、前年の182万2725人から22万5950人増加(前年比12.4%増)。外国人労働者は、届出が義務化された平成19年以降、はじめて200万人を超え、過去最高を更新した。
・=第一種フロン類充填回収業者、増加傾向=環境省はフロン排出抑制法の施行状況について調査結果を公表した。それによると、令和4年度の第一種フロン類充填回収業者の登録数、立入検査などの件数等はいずれも前年度から増加した。令和5年4月1日時点における第一種フロン類充填回収業者の登録数は5万3385件で前年同期の登録数から1572件増加した。
・=人手不足関連倒産、過去最多158件=人手不足倒産が一層深刻化している。東京商工リサーチが公表した調査結果によれば、令和5年の「人手不足」関連倒産は、前年の62件から大幅に増加し、158件(前年比154.8%増)だったことがわかった。増加は2年連続。これまで最多だったコロナ禍前の令和元年の156件を超え、過去最多を更新した。
★=AI×ロボットで清掃に変革を=ソフトバンクロボティクス㈱と子会社であるSmartBX㈱は、新たな清掃ソリューションを目指すプログラムを開発した。同プログラムは、AIロボット清掃を受託するSmartBXが蓄積したデータを基とした清掃ソリューションを導入してもらうことで、より効率的な清掃を可能とするもの。