・＝平均年齢44.3歳、平均時給1510円＝厚生労働省が公表した令和4年「派遣労働者実態調査」によると、派遣労働者が就業している事業所の割合は12.3％で、派遣労働者を就業させる理由については「欠員補充など必要な人員を迅速に確保できるため」や「一時的・季節的な業務量の変動に対処するため」とする事業所が多いことなどがわかった。また、派遣労働者の平均年齢が44.3歳であることや、平均賃金（時給）が1510円であることなどもわかった。

・＝元請企業に労務費の価格転嫁要請＝内閣官房と公正取引委員会は11月29日、ビルメンテナンス業や警備業など、労務費の価格転嫁が遅れている業種を対象とした取引環境整備の一環として、「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」を策定、連盟で公表した。

・＝平均賃金改定額9437円、前年から急伸＝厚生労働省が実施した「賃金引上げ等の実態に関する調査」によると、令和5年中に賃上げを実施または予定している企業が全体に占める割合は89.1％で、前年の85.7％から3.4ポイント上昇した。また、１人あたりの平均賃金の改定額は9437円で、前年の5534円から3903円増加した。

・＝エレベーター連携ロボットの提供開始＝通信建設大手の㈱ミライト・ワンと各種施設向けサービスロボットを開発・販売するエイム・テクノロジーズ㈱は、エレベーターロボット事業において業務提携、汎用エレベーターと連携した清掃ロボットの提供を開始した。

★＝建物点検の日程調整をスムーズに＝下水処理施設の点検やビルメンテナンスなどの事業を展開している㈱カンキョウは、マンション・アパート管理に特化した管理システム「スマリブ」を提供している。スマリブは、管理会社・点検会社・居住者をつなぎ、スマートなビルメンテナンスの物件・スケジュール管理を実現する管理システム。