・＝特定技能対象分野すべてで永住可能に＝政府は4月24日、自民党の外国人労働者等特別委員会で、熟練外国人労働者に対し事実上の永住や家族帯同を認める在留資格「特定技能2号」の受け入れ対象を大幅に拡大する案を提示した。政府案は、現在、建設、造船・舶用工業、介護だけに対して認められている事実上の永住を、ビルクリーニングをはじめ、特定技能対象分野すべてに対して認めるもの。

・＝フリーランスの健康保険・厚生年金加入促進＝厚生労働省は3月31日、都道府県労働局長と日本年金機構理事長宛に「被用者保険の更なる適用促進に向けた労働行政及び社会保険行政の連携について」と題する通知文書を発出した。通知文書は、働き方の多様化に伴って近年増加傾向にあるフリーランスについて、就業の実態によっては労働基準法上の労働者に該当する場合があり、そのような事案については、労働基準監督署と年金事務所が連携し、健康保険や厚生年金などの社会保険への加入を促すことを通知したもの。

・＝着工床面積 前年度比3.1％減＝国土交通省は4月28日、令和4年度の「建築着工統計調査報告」を発表した。それによると、全建築物における令和4年度の着工床面積は、5年ぶりの増加となった前年度から3.1％減少し、1億1872万㎡だった。このうち、公共の建築主によるものは427万㎡（前年度比15.8％減）で、6年連続で減少、民間の建築主によるものは1億1464万㎡（同2.5％減）で、5年ぶりの増加となった前年度から再び減少した。

・＝温室効果ガス排出量、8年ぶりに前年度上回る＝環境省が取りまとめた令和3年度の日本国内の温室効果ガス排出・吸収量によると、日本国内の温室効果ガスの排出・吸収量は11億2200万トンで、8年ぶりに前年度から2150万トン増加した。

★＝洗浄・磨き・拭き掃除を全自動で＝アイリスオーヤマ㈱は、ソフトバンクロボティクス㈱とグローバルパートナーシップを結ぶGausiumの業務用全自動洗浄ロボット「Scrubber50Pro（スクラバーフィフティプロ）アイリスエディション」を発売した。同製品は、床の洗浄、磨き、拭き掃除を行う湿式の全自動業務用床洗浄ロボット。