新聞情報

日本ビル新聞1302号(2024年11月4日号)

・=現行業者に満足も「リプレイスを考える」半数以上=中国地方を中心にビルメンテナンス事業や健康福祉事業を展開する㈱さんびる(本社:島根県)が、ビルメンテナンス業者を利用している企業の経営者を対象に「ビルメンテナンス業者選びのポイント」に関する調査を行った。調査では、ビルメンテナンス業者に対する現状の満足度や業者選びのポイントなどが質問されている。

・=賃上げは「やる気向上させるため」=独立行政法人労働政策研究所・研修機構が公表した「最低賃金の引き上げと企業行動に関する調査」によると、直近1年間に賃金の引き上げを行った企業の割合は、正社員、正社員以外ともに5割を超えた。また、3割の企業が最低賃金の引上げに対処するために経営や雇用・賃金面での取り組みを実施していることがわかった。

・=職場から消えゆく若年労働者=厚生労働省が発表した「若年者雇用実態調査」によると、令和5年における若年労働者(満15~34歳)の雇用状況は、若年労働者が就業している事業所の割合、労働者に占める若年労働者の割合ともに、正社員、正社員以外のいずれについても、平成30年の前回調査から低下した。

・=ストレスチャック、50人未満の企業も=厚生労働省の「ストレスチェック制度等のメンタルヘルス対策に関する検討会」は、ストレスチェック制度の実施義務対象を現在の労働者50人以上の事業場から、50人未満の事業場を含めた全事業場への拡大を柱とする提言を取りまとめた。厚労省では提言を受け、一定の準備期間を設けた後、すべての企業に対してストレスチェックの実施を義務づける方針。

★=アップデートで走行性能向上=パナソニック㈱くらしアプライアンスは10月9日、業務用小型ロボット掃除機「RULO Biz」のソフトウェアアップデートの提供を開始した。このアップデートにより、オフィス環境での走行性能が向上し、清掃可能な範囲が広がり、より効率的な清掃が可能となる。

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